それは、赤城ちゃんのベビー達に会いに行った日でした。
赤城ちゃん達の飼い主である長官さんのお宅は、佐賀に近く、
佐賀といえば唐津の呼子、呼子といえばイカの活造りが有名。
美味しいもの大好きなダンナさんと私は、呼子へと向かいました。
その途中、くるみ達のオシッコ兼散歩のため、駐車場に
車を停めて、すぐ側の民家の犬に吠えまくられながら、
虹の松原という、ものすごく広大な松林へ足を踏み入れました。
ここは、見渡す限り360度、ず~っと松林です。
私は、「樹海ってこんな感じなのかな…」と思い、
ダンナさんは、「ドラクエみたいやね~」と言ってました。
ドラクエとは、有名なRPG(ロールプレイングゲーム)で、
塔や山の中に入ると、複雑な迷路を主人公が迷いながら
歩くことになります。たまにパニクるほど複雑な迷路です。
確かに、まわりは全て松の木で、ハッキリした道がなく、
これは迷いかねないと思ったので、なるべくまっすぐ進んで、
その後、右側に曲がりました。そして、
「これ以上行って迷子になったらシャレにならんき戻ろう」と
来た道を戻りはじめました。そのつもりだったのです。
なのに、来るときにはなかったはずの大きなクモの巣が
ダンナさんの顔にかかりました。クモの巣にパニクるダンナさん。
そのとき2人同時に気付きました。
「これ、来た道とは違うよね」 ( ̄■ ̄;)!?
方向をかえて、また歩きはじめました。
でも、どっちを向いても、同じ風景の松林が広がっているだけ。
とうとう、自分達がどっちから来たのかさえ分からないという
最悪の状況に陥ってしまいました。
道路の方に戻ればいい。車が走ってるんだから音が聞こえる
はず。と思うのだけど、それが、全く、車の音も聞こえません。
時刻は多分、17時前くらい。その日はどんよりと曇っていたことも
あって、すでに薄暗い。携帯は車の中。このまま日が暮れたら?
・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・ 「 遭 難 」
という2文字が私の脳裏に浮かんだとき、
はるか遠くの方から「ワンワン!」という犬の吠える声が。
「あの犬!ほら、さっき吠えられた犬やん!あっちから聞こえる!」
と、「ワンワン!」が聞こえるほうへ必死で歩いて行く私たち。
何分か歩いたときに、ダンナさんが、「このゴミ!来るときあった!」
と、やっと目印になるものを見つけてくれて、へなちょこ一家は
無事に迷路から脱出できたのです。
これ、私が大げさに話してるように思うでしょう?
でも、ほんとにかなり危ない状況だったと思います。
もし、犬の吠える声が聞こえなかったら…と考えるとゾッとします。
数々のへなちょこ一家の珍事件の中でも、危険度はトップ1でした。
そんな目に遭いながらも、イカの活造りは諦められず、呼子へ。
私たちは、どれだけ食い意地がはってるのでしょうか…( ̄∇ ̄;)
◇
完全に道に迷ったと分かったとき、ウチのダンナさんは言いました。
「くるみ、駐車場はどっち?連れて行って!」
まさか、本気だったわけではないですよね?
◇
はい。頑張ります。(;´д`)トホホ
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